コンシューマーゲーム大辞典

日本で発売されていないので発売日はアメリカです。
ホーム・ポンはアタリが1975年に家庭用ゲーム機として発売した。
これはアタリ初の家庭用ゲーム機で、アーケードゲーム『ポン』を基にしている。
1974年に構想が練られ、アラン・アルコーンらによって設計された。
設計中は「ダーリネ」というコードネームが使用された。
集積回路による小型化が実現され、3個のICで構成されている。
ゲームは『ポン』1種類のみが遊べる。
デザインは独特で、パドルが本体上部に付いている。
コンシューマー・エレクトロニクス・ショーでデモが行われたが、小売店の反応は冷ややかだった。
シアーズ・ローバックとの独占販売契約が成立し、15万台を生産することになった。
1975年クリスマスには『ホーム・ポン』が完売した。
1976年初頭にはシアーズのヒット商品となった。
アタリは他のポンシリーズや『ビデオピンボール』も家庭用ゲーム化した。
シアーズとの協力関係は2年間続いた。
マグナボックス社が著作権侵害で訴訟を起こした。
シアーズから発売された商品名はアタリとは異なる別称が付けられている。