コンシューマーゲーム大辞典

Double Dragonは1987年にTechnos Japanからリリースされたベルトスクロールアクションゲームシリーズ。
主なキャラクターは双子の武道家、ビリー・リーとジミー・リー。
シリーズはアーケードゲームから始まり、続々と多くの続編や関連作品が発表された。
初代ゲームの成功により、ベルトスクロールアクションジャンルが「黄金時代」に突入した。
1993年にはアニメシリーズ、1994年には実写映画が制作されたが、批評家や観客から評価は低かった。
2015年にArc System WorksがTechnosのIP権を取得。
Double Dragon II: The Revenge（1988）、Double Dragon 3: The Rosetta Stone（1990）がアーケード向けに続編としてリリースされた。
Super Double Dragon（1992）はSuper NES専用タイトルで、Technosの最後の作品。
Double Dragon V: The Shadow Falls（1994）はアニメシリーズを基にした格闘ゲーム。
2003年にGame Boy Advance向けにリメイク版が登場（Double Dragon Advance）。
Double Dragon Neon（2012）は自己パロディのゲームで、複数のプラットフォームでリリース。
2023年には新作スピンオフ「Double Dragon Gaiden: Rise of the Dragons」が発表された。
ゲームプレイは主に横スクロールで、様々な敵と戦うための格闘技を使用。
ビリーとジミーは架空の武道「双截拳」の継承者とされる。
敵キャラクターには、犯罪組織「ブラック・ウォリアーズ」が含まれ、リーダーはウィリーというキャラクター。
名付けの由来は、ビリーはブルース・リーから、ジミーはミュージシャンのジミー・ペイジから取られた。
シリーズのテーマ音楽やキャラクターは多くのメディアに登場した。
初代ゲームは他の作品に大きな影響を与えた。
シリーズ内のキャラクターや敵の名前は映画「ドラゴン怒りの鉄拳」などから影響を受けている。
シリーズのデザインや品質について、元クリエイターの岸本佳久が不満を表明したこともある。