コンシューマーゲーム大辞典

デザエモンは株式会社アテナの開発したシューティングゲーム制作ソフト。
ユーザーが音楽やグラフィックを自作してシューティングゲームを作成・プレイ可能。
シリーズはファミコンからNINTENDO64まで5作品発売。
第1作『絵描衛門』は1991年9月にファミコンで発売。
制作ツールは縦スクロールシューティングゲームを制作できる。
自機や敵のサイズ、弾、パワーアップアイテムの編集が可能。
音楽は24音色から選べ、自作することもできるが制約が多い。
スーパーファミコン版では、より多くのカラーや機能が追加。
PS版で拡大縮小機能が搭載され、ゲームバランスが変更可能。
セガサターン版では最大10ステージ作成可能で、256色対応。
NINTENDO64版は3D描画が可能だがセーブ容量が制限される。
PlayStation版は初心者向けに機能が簡素化されている。
コンテストが開催され、優秀作品が収録されることも。
中村栄が開発の中心で、任天堂からの支援も受けた。
それぞれの作品には独自のサンプルゲームや機能が含まれている。
作品は主に自作の音楽やグラフィックを使用して制作される。
需要に応じて過去作のリメイクや改編も行われた。
利用者の一部は独自のゲーム開発サークルを立ち上げている。
体験版やサンプルも充実しており、教育的な役割も果たす。