コンシューマーゲーム大辞典

『ナムコミュージアム』は、ナムコのアーケードゲームを収録した家庭用ゲームソフトシリーズ。
1995年に初めて発売され、アーケードゲームを次世代機に移植したもの。
収録作品は50近くあり、『パックマン』や『ラリーX』などが含まれる。
オリジナルとアレンジの2種類のゲーム形式があり、一部作品にのみアレンジ版がある。
3Dマップで実際の資料館のようにゲームを探索できる。
ミュージアム内ではゲームごとの装飾が施され、隠し資料も閲覧可能。
1995年当時、インターネットでの資料公開は少なく、このソフトが貴重な資料源だった。
シリーズは複数のバージョンがあり、VOL.1からVOL.5とアンコール版が発売された。
各作品ごとに異なるギミックや特別な要素が追加されている。
ゲームの移植では一部にアーケードと異なる部分がある。
オリジナルの質感を保ちながら、現代的なアレンジも加えられている。
2020年には『ナムコットコレクション』が発売され、海外版は『NAMCO MUSEUM ARCHIVES』として配信された。
隠し要素の収録や、特典としての資料も多数存在する。
ゲームアーカイブスでの配信も行われている。
複数のプラットフォームにわたってリリースされ続けている。
学習やコレクション要素が強化された。
アーケードアーカイブスとしてもタイトルが不定期に移植されている。
ゲーム毎に異なる仕様の音やSEが使用されていることもある。
ダウンロード販売やバーチャルコンソールでも配信されたことがある。
本シリーズはレトロゲームを次世代に繋ぐ重要な役割を果たしている。