コンシューマーゲーム大辞典

「バイオハザード」はカプコンによる日本のコンピュータゲームシリーズで、主にサバイバルホラージャンル。
シリーズの元となったのは黒沢清監督の映画「スウィートホーム」。
1996年に初代作品がPlayStationで発売された後にシリーズ化され、2024年3月31日時点で174作品が存在。
シリーズ累計の販売本数は1億5，700万本以上で、カプコンの他の代表作を上回る売上を記録。
シリーズはアクション要素が強い作品へと進化しており、初期の作品では探索を重視したホラーが中心。
ゲームのパッケージには暴力やグロテスクな表現に関する注意書きがされている。
メディア展開として、ドラマCD、小説、漫画、実写映画、フルCGアニメ映画などが製作されている。
ゲームの操作方法がラジコン操作からTPSシステムに変わり、動きの自由度が増した。
基本的なウィルス（t-ウィルス）はシリーズを通じて重要な要素。ウィルスによって生じるクリーチャーは様々。
「バイオハザード」は海外では「Resident Evil」として知られている。
各作品には異なる視点や操作システムがあり、ホラー要素とアクション要素が融合している。
開発初期は刀を持った主人公のゲームを目指していたが、最終的に銃を持ったキャラクターに変更。
シリーズは多様なキャラクターが登場し、主要な敵クリーチャーも定番化している。
アンブレラ社という大企業が物語の中心に位置し、生物兵器を作り出す過程が描かれる。
各作品でのストーリーは異なるが、全体の世界観として一貫した桧山世界が存在。
『バイオハザード4』以降は、世界規模のバイオテロとその対抗策がテーマに。
新作映画、ミュージカル、リアル脱出ゲームなど、他メディアとのコラボレーションが行われている。
開発チームは初期は新人が多く、シンプルな操作感から複雑なシステムへと進化した。
難易度調整が海外の好みに合わせて変更されることもある。
シリーズの知名度と影響力は世界中で高く、多くのフォロワーや模倣作品を生んでいる。