コンシューマーゲーム大辞典

株式会社トレジャーは日本のコンピュータソフトウェア開発会社。
創業者・社長の前川正人は中学生の頃からプログラミングを学ぶ。
コナミでアーケードゲームやスーパーファミコン用ソフトを開発後、1992年にトレジャーを設立。
設立当初の従業員数は約10名で、社名には「宝物」という意が込められている。
「ガンスターヒーローズ」をメガドライブ用に開発する計画があり、コナミ依存の傾向に不満を抱く。
トレジャーはセガと提携し、ライセンスゲームの開発を並行進行。
代表作には「ガンスターヒーローズ」、「マクドナルド トレジャーランドアドベンチャー」、アーケードゲーム「レイディアントシルバーガン」がある。
1994年にはセガサターン向けのゲーム開発に移行、以降も2Dゲームにフォーカス。
2000年代初頭にトラブルを経験するも、任天堂との共同開発で「罪と罰」を成功させる。
その後、ライセンスゲームプロジェクト（「タイニー・トゥーンズ」など）を進行。
2009年時点では従業員数が20～30名、2011年には16名に減少。
2014年以降は新作リリースが停止、過去作のダウンロード販売に注力している。