コンシューマーゲーム大辞典

『バンジョーとカズーイの大冒険』はNINTENDO64用のアクションゲームで、レア社が開発し、任天堂から発売された。
主人公はクマのバンジョーと鳥のカズーイで、一心同体として冒険する形式。
ゲームシステムは『スーパーマリオ64』を参考にしており、ステージ内に散らばったアイテムを集める。
謎解きや人助け要素が重視され、後のレア社作品の基盤となった。
敵キャラクターやステージには個性豊かな動物やモンスターが登場する。
ゲームの前身はスーパーファミコン用ソフト『Project Dream』である。
日本では宣伝活動が印象的で、特にラッピングトレインが話題に。
Xbox 360向けにリマスター版が登場し、後にXbox Oneでもプレイ可能に。
2022年にはNINTENDO 64 Nintendo Switch Onlineに追加され、任天堂ハードでの再登場となった。
敵キャラクター、グランチルダが美しさを求めてチューティを誘拐するストーリー。
ゲーム内のクイズショーや多彩なキャラクターが存在。
BGMやグラフィックの完成度が高く、特に音楽演出が評価されている。
カメラアングルに関する批判もあり、安定性に欠けることが指摘された。
海外で特にヒットし、180万以上のセールスを記録。
ゲームは高評価を受け、媒体によっては『スーパーマリオ64』よりも高く評価されることも。
レア社はその後『ドンキーコング64』を開発し、システムが類似している点が指摘されている。
バンジョーとカズーイの名前の由来は、任天堂の元社長の息子にちなんでいる。
キャラクター同士のコメディ要素や物語の深化が魅力。
多くのサブキャラクターが友情や手助けを提供する。
作品は様々な媒体での復刻やリメイク計画があったが、一部は開発中止となった。