コンシューマーゲーム大辞典

フォーミュラ・ワン（Formula One/Formula 1）は、ソニー・コンピュータエンタテインメントがかつて発売していたF1レースゲームシリーズ。
1996年に第1作が発売され、以降ほぼ毎シーズンごとに新作がリリース。
初期作品は外部スタジオが開発したが、2001年以降はスタジオ・リバプールが担当。
主に欧州・北米で夏から秋に発売され、シーズン開幕時点のデータを収録。
一部作品ではシーズン中のドライバー入れ替えや、中盤データを収録したケースも存在。
ゲーム内コメンタリーは実際の実況者が担当し、欧州版ではマレー・ウォーカーが長年起用。
日本版では、特定のテレビ中継に基づいた実況・解説が行われた。
2003年、F1のゲーム化に関する独占契約がSCEEとフォーミュラ・ワン・マネージメント間で結ばれた。
2006年をもってシリーズは終了。
2008年にコードマスターズが新たに独占権を獲得し、2009年以降新作がPCや家庭用ゲーム機で発売。
2021年にはエレクトロニック・アーツが買収し、権利・発売がEAへ移管された。
日本では一部作品が未発売。