コンシューマーゲーム大辞典

『スペースハリアー』は1985年にセガから発売されたアーケードの擬似3Dシューティングゲーム。
開発者は鈴木裕で、キャッチコピーは「さあ、ファンタジーゾーンへ。」。
ローリングタイプとシットダウンタイプの2種類の筐体があり、ローリングタイプは動く機構を備える。
ハードスペックにはMC68000 CPUが2個、Z80 CPUも使われ、鮮やかな32，000色のグラフィックを実現。
サウンドにはヤマハのYM2203音源チップが使用されている。
全18ステージからなり、5と12ステージはボーナスステージ。
主人公の「ハリアー」は操縦桿で操作し、敵を倒していく。
敵キャラクターには多様なデザインや動きがあり、各ステージで特有のボスが存在する。
多くの機種に移植され、各移植版で異なる要素やキャラクターが登場。
アーケード版は高い評価を受け、3Dシューティングゲームの基礎を築く作品とされている。
体感型筐体が初めて導入され、プレイヤーはリアルな動きを経験する。
ゲーム音楽には後付けで歌詞がつけられた楽曲もある。
他のプラットフォームへの移植版はそれぞれに特色があり、評価も異なる。
WiiやNintendo Switchなどの最新機種にも対応した移植が行われた。
ゲーム誌で高評価を得たことがあり、国内ゲーム機への影響を与えた。
一部移植版ではオリジナル要素やエンディングが追加された。
セガの歴史の中で重要な位置を占めるタイトル。
タイトルはアーケード版と複数の家庭用機版において異なる進化を遂げている。
各移植版でスプライト処理や音楽の質が異なり、ハードの性能が影響する。
様々なゲーム機での移植と新要素追加が続いている。