コンシューマーゲーム大辞典

デジキューブは1996年にスクウェア設立のもと、日本のゲームソフトウェア会社として設立。
主要な事業内容は、エンターテイメントソフトの販売、サウンドトラックCD、攻略本の出版。
スクウェアの親会社として旧エニックスやナムコなども出資。
1997年からゲーム関連書籍の制作・販売を開始。
2000年にナスダック・ジャパン市場に上場。
2003年11月に自己破産を申請し、負債総額は95億円。
主な取引先はコンビニエンスストアで、返品を受け入れる制度を導入。
キオスク端末事業にも参入したが、損失を出し2001年に撤退。
コンビニATM事業「ミックスキューブ」を設立するも清算。
2002年度には約60億円の損失を計上。
任天堂との関係悪化により、任天堂製品の取り扱いができず影響を受ける。
2004年には債務超過の可能性があり、事業継続を断念。
自己破産直前は主要株主間で株式の異動があった。
デジキューブは出版事業や音楽ソフト事業を行っていたが、倒産後は多くのタイトルが再発売された。
異例の即清算が行われた場合、経済誌等で不可解とされた。
フィクションゲームや音楽CD、パソコンソフトを販売していた。
プロモーション映像をコンビニ店頭の端末で配信する「デジキューブチャンネル」を運営。
破産手続終結は2006年であった。