コンシューマーゲーム大辞典

『THE EYE OF JUDGMENT』はソニー・コンピュータエンタテインメントが発売したPS3用ゲームソフト。
発売日は2007年10月25日で、初弾は『BIOLITH REBELLION ～機神の叛乱～SET.1』。
テレビゲームとトレーディングカードゲームが融合した形式。
トレーディングカードは日本ではタカラトミーとアッパーデックが発売。
オンライン対戦が可能で、イベントや雑誌でのカード配布も行われている。
現在SET1は絶版に近く、SET2もほぼ絶版、SET3はネット販売あり。
ゲームデザインは『マジック:ザ・ギャザリング』のウィザーズ・オブ・ザ・コースト。
拡張現実技術を使用し、カードに「サイバーコード」を印刷。
プレイマット上にカメラを設置することで、3Dキャラクターが現れる。
ゲームは家庭用ゲーム機主体の新しい試みとして登場。
オンライン対戦サービスは2010年に終了。
2010年には続編『神託のウィザード』がPSP用ソフトとして発売された。
PS3版は実際のカードを読み込むが、PSP版はデジタルデータのカードを使用。
各SETには約100種類のカードが収録され、ポイントごとに異なる属性を持つ。
カードにはクリーチャーカードとスペルカードの2種類。
ゲームのプレイはターン制で、状況に応じた行動を取る。
各属性間に連携や対立関係が設定されている。
特殊効果を持つ様々なスペルカードが存在。
プロモーションカードは特別な条件で入手可能。
偽造対策が存在するが、認識システムの弱点も指摘されている。