コンシューマーゲーム大辞典

株式会社テクノスジャパンは1981年に設立された日本のゲームソフト開発会社。
設立者はデータイーストの元スタッフ、瀧邦夫ら。
1982年、データイースト製品のコピー基板製造販売で訴訟を起こされ、翌年和解。
くにおくんシリーズでヒットし、横スクロール格闘アクションゲームのブームを作った。
初期は「テクノス」の略称が使用され、同社のシリーズ作品は独自のキャラクター名を持つ。
1986年に発売した『熱血硬派くにおくん』がヒットし、その後シリーズ化。
1992年、中野区に自社ビル「テクノス中野ビル」を建設し移転。
1995年12月、事務所が閉鎖し、解散が決議された。
倒産後の版権はミリオンに移動、後にアークシステムワークスに譲渡された。
アークシステムワークスはテクノスジャパンの公式サイトを運営している。
『くにおくんシリーズ』には多くの関連作品が含まれている。
会社設立以来、自社のゲームにおいてルールを基に新たな要素を追加する姿勢を持っていた。
創業当初の本社は新宿区西新宿で、後に歌舞伎町へ移転。
社名ロゴは略称「テクノス」が強調されていた。
キャラクター名は社員の名前から取ることがあった。
初期の略称TJCも存在した。
社長の名から『くにお』を借用したことがある。
一時的に自社ビルは名称を変えずに存在していたが、2013年に変更された。
代表的な作品には『ダブルドラゴン』シリーズや『すごろクエスト』シリーズもある。
テクノスジャパンのゲームは続編制作を避け、独自の新しい作品を生み出すことを重視していた。
テクノスのゲームデザインにおいてユーモアや楽しさが強調されている。