コンシューマーゲーム大辞典

グランツーリスモシリーズは、ポリフォニー・デジタルが開発し、ソニーから発売されているレーシングゲーム。
略称は「GT」または「グランツ」。
累計販売数は9000万本を超え、世界中に多くのファンを持つ。
山内一典が考案したゲームで、物理演算に基づくリアルな自動車挙動を再現。
最初の作品は1997年に発売され、リアルなドライビングシミュレーターとして評価。
プレイヤーはレーシングドライバーの生活を体験する「GTモード」がメイン。
ライセンス取得やレース参加、車のチューニングができる等の深いゲームプレイ要素。
環境マッピングや高精度の物理演算を導入し、当時のレースゲームとは一線を画す。
多くの実在の車種やサーキットを収録し、リアリティを追求。
ハワイの55台の車種を収録した「グランツーリスモ2」や初のダートコースを紹介した「グランツーリスモ3」など、各作品に特色。
「ビジョン グランツーリスモ」プロジェクトでは、各メーカーによるコンセプトカーが収録された。
シリーズ初のオンライン専用作品「グランツーリスモSPORT」は、エスポーツに参入。
最新作「グランツーリスモ7」はPS5にも対応し、リアルな天候や環境変化を再現。
VRモードやAIとの対戦イベントも追加され、多様な対戦形態が楽しめる。
映画化も決定しており、実話に基づいたストーリーが展開される予定。