コンシューマーゲーム大辞典

国内ゲームギア専用タイトル
ゲーム内容
3D視点で迷路を進むアクションゲーム
現在でいうFPSに近い内容
フェイスマークの敵が徘徊するダンジョン探索
ゴールの壁に到達すればステージクリア
序盤はシンプルで後半は高難度
全体で約70ステージ前後の構成
システム・攻略要素
フラットシェーディングによる簡素な3D表現
オートマッピングで2Dマップを表示可能
鍵やスイッチを使った仕掛けが登場
敵の数や迷路規模が徐々に増加
特定の壁を破壊して進行する要素あり
アイテム取得で弾の性能が強化
ダメージを受けると表情アイコンが変化
一定ダメージでミス扱い
アリーナモードでは殲滅型ステージを用意
通信ケーブルによる2人対戦プレイ対応
音楽・サウンド・声優
音楽は控えめで緊張感重視
効果音中心の構成
ボイス要素はなし
雰囲気優先のシンプルなサウンド
評価
ゲームギアとしては意欲的な3D表現
操作や視認性には粗さがある
マップ把握が難しく好みが分かれる
ボリュームはやや少なめ
技術的挑戦が評価されやすい作品
総評
携帯機でFPS風ゲームを実現した挑戦作
完成度より技術的価値が光る
ゲームギア史に残る実験的タイトル
レトロFPS好きには一見の価値あり