コンシューマーゲーム大辞典

『アクアノートの休日』はアートディンクが開発した海洋探索シミュレーションゲームのシリーズ。
プレイヤーは潜水艇を使い、自由に海中を探索することがメイン。
探索の明確な目的はなく、環境ゲームとしての側面を持つ。
生物の生息地域が設定され、深海生物も観察可能。
発見した生物は図鑑に記録でき、レア生物のトレードやコンプリートも楽しめる。
シリーズの2作目では微生物も追加された。
初作は1995年にプレイステーション用ソフトとして発売。
プレイヤーは海の中で独自の行動が可能で、探索の自由度が高い。
ゲームアーカイブスでの配信も行われ、ユーザーに印象を与えた。
続編ではグラフィックが向上し、多様な生態系が表現される。
漁礁モードや顕微鏡モードなどの新要素が追加された。
2008年にはPS3版が発売され、陸での生活や人との会話要素が導入された。
ゲーム内では食用魚や深海生物などが登場。
シリーズは日本ソフトウェア大賞エンターテインメントソフト部門優秀賞を受賞。
グラフィック表現は当時の技術を活かしたリアルな造形。
各シリーズのディレクターや開発者が明確にクレジットされている。
ゲームのコンセプトは「潜水夫の休日」で、自由な海中散策を強調。
広告には詩の一節が使われ、多くの感情を呼び起こすコピーが存在する。