コンシューマーゲーム大辞典

『スペースインベーダー』は1978年にタイトーから発表されたアーケードシューティングゲーム。
日本のアーケードゲーム史で最大のヒット作となり、50万台以上が出荷された。
ゲームは敵キャラクターを撃ち、全滅させることを目的とする。
開発者は西角友宏で、シューティングゲームの概念を革新した。
アーケードゲームとして初めて敵が攻撃してくるという新しい体験を提供。
発売から40周年の2018年に「スペースインベーダーの日」が制定された。
ゲームプレイの中でプレイヤーはトーチカ（防御壁）の下に身を隠しつつ攻撃する。
社会現象を引き起こし、インベーダー専用のゲームセンター「インベーダーハウス」が登場。
ゲーム機の人気により、日本銀行が大量の100円玉を発行。
コピーゲームが多く出回る中、著作権問題が社会問題化した。
戦後の文化史における重要な位置を占める作品として多く言及される。
競技性が高まり、「名古屋撃ち」という攻略法が考案された。
様々なプラットフォームに移植され、長年にわたりプレイヤーに楽しまれている。
タイトーは他メーカーにライセンス生産を許可、著作権の重要性が認識される契機となった。
ゲームの音楽や効果音の選定に苦労しつつも、ヒットに寄与した。
テーブル型やカラー版など、様々なバージョンがリリースされた。
タイトーの商標として独自の位置を確立した一方、類似商品も多く存在。
後続のシューティングゲームに多くの影響を与えた先駆的な作品。
開発過程での技術革新（CPU使用など）がゲーム産業における基盤を形成。
今後も新しい作品のリリースや特別イベントが予定されている。