コンシューマーゲーム大辞典

『BioShock』はアメリカの2Kボストン/2Kオーストラリア（現イラショナル・ゲームズ）によって開発されたファーストパーソン・シューティングゲーム。
開発は2004年後半から始まり、2007年に発売された。
本作は『System Shock 2』の「実質的な続編」とされている。
使用されたゲームエンジンは改良されたUnreal Engine 2.5。
PC版とXbox 360版が先に発売され、後にPS3版が登場した。
日本での発売権は代理店からテイクツー日本法人に移ることで、後にリージョン規制が解除された。
2010年に続編『BioShock 2』、2013年には『BioShock Infinite』が発売された。
2016年には『バイオショック コレクション』として三部作がリリースされた。
ゲームプレイはアクションRPG的要素があり、物語や演出に重点が置かれている。
武器だけでなく超能力も駆使して戦う。
ストーリーは海底都市ラプチャーを舞台に、主人公ジャックがADAMの過剰摂取により崩壊した社会を探索する。
主な敵にはスプライサーとビッグダディがいる。
選択によりエンディングが変わる要素が含まれている。
知識を得るために音声テープを収集するシステムがある。
戦闘では物理攻撃や特殊能力を使い分ける必要がある。
アンドリュー・ライアンなどのキャラクターが物語の鍵を握る。
手に入れたアイテムや弾薬は自販機で購入可能。
ゲーム内のハッキングシステムにより、機械を味方にすることもできる。
本作は当時最高峰のグラフィックを提供した。
選択の結果が物語に影響を与え、人間の欲望や道徳について考察する内容となっている。