コンシューマーゲーム大辞典

ファークライシリーズはユービーアイソフトが販売するオープンワールドFPSゲームの総称。
2014年までにシリーズ累計売上は2000万本を超えた。
第1作は独立したステージ型のFPSだったが、以降はオープンワールドスタイルを採用。
主人公が無法地帯に投げ出され、支配者からの解放を求めるストーリーが共通。
各作品は独立したゲームでありながら、共通の架空世界が舞台。
第1作『Far Cry』はドイツのCrytekによって開発され、CryENGINEを使用。
『Far Cry 2』からはUbisoft Montrealが開発を担当。
独自の「Dunia Engine」を使用し、オープンワールドゲームに進化。
『Far Cry 3』では熱帯の島が舞台となり、単一の主人公ストーリーに変更。
シリーズは定期的に新作をリリースし、高い評価と商業的成功を収めている。
近年では『Far Cry 5』や『Far Cry 6』など、リアルな舞台設定にシフトしている。
シリーズ全体でプレイヤーの自由度やリアリズムが重視されている。
一部作品はスピンオフやリメイクも存在。
各作品にはマップエディタ機能が搭載されている（ただし『Far Cry 6』では廃止）。
プラットフォームによりリリースされる作品が異なることもある。
シリーズにはさまざまな敵キャラクターが登場し、物語が進む中で各キャラの背景が描かれる。
ゲーム内での環境の物理的リアリズムは、シリーズの重要な要素となっている。
シリーズの多様な舞台設定が、プレイヤーの興味を引く要因となっている。
過去作のキャラクターや設定が再登場することもある。