コンシューマーゲーム大辞典

『ゼビウス』はナムコが1983年に発表した業務用縦スクロールシューティングゲーム。
発表時のキャッチコピーは「プレイするたびに謎が深まる」。
海外では米国アタリ社に販売権が付与され、1983年のアーケードゲーム展示会で発表された。
『ギャラクシアン』や『ギャラガ』と並ぶナムコの名作で、タイトーの『スペースインベーダー』に次ぐ売上を記録。
ゲームは多様なキャラクターと自動難易度調整機能が特長で、映像クオリティが高かった。
隠れキャラクターが初めて採用され、高い人気を得た。
各キャラクターには詳細な設定があり、プレイヤーに物語的奥行きを想像させる要因となった。
大ヒットにより模倣・亜流ゲームが生まれ、ビデオゲームの文化的地位を向上させた。
ファミコン版（1984年）は大ヒットし、ファミコン普及の一因となった。
雑誌『コンプティーク』に掲載された隠しコマンドへの反響が高まり、再度注目を集めた。
スコアが1000万点を超える攻略本が大ヒットし、同人誌ブームを引き起こした。
各エリアは異なる特徴を持ち、全16のエリアが存在する。
開発者の遠藤雅伸はゲームのバックストーリーを執筆し、その設定はシリーズに影響を与えた。
ゼビ語がキャラクター名や設定に用いられ、独自のゲーム文化を形成した。
ゲーム性と多様性により、プレイヤーの動機付けが強化された。
ゲーム業界における影響力の大きさが評価され続けている。
さまざまなプラットフォームで移植され、現代においても評価され続けている。