ワンダースワン

メタコミセラピー ねぇ聞いて!

更新日 2025/11/23
メタコミセラピー ねぇ聞いて!
 元日本テレネットに関わったスタッフの影響を感じる演出志向
プレイ時間は短めだがリピート前提の作り
■ ゲーム内容
プレイヤーがキャラクターと対話し、心を開かせていくコミュニケーションゲーム
「どこでもいっしょ」系の対話型交流がメイン
心理テスト・質問回答を通じてキャラの反応が変化
会話内容より「キャラとの距離感の変化」を楽しむ設計
1人プレイでは淡々と進行する傾向
■ システム・攻略要素
ワンダーゲートによる通信要素を搭載
すれ違い通信のように他プレイヤーとの交流を想定
通信を行うとキャラの心境変化・イベント増加
逆に通信を行わないと展開が控えめで単調になりやすい
キャラから相談される内容に対する返答選択が重要
バッド寄りの返答を続けると心の距離が開きエンディング変化
攻略としてはキャラの性格に沿った回答が最適解
■ 音楽・サウンド・声優
音声収録はなし、テキストと効果音中心
効果音は控えめで静かなトーン
サウンドは心理テーマに合わせ落ち着いた雰囲気
■ 評価
白黒液晶との相性が良く、表現の完成度は高いと評価されることが多い
うねうねと揺れる輪郭線アニメなど実験的なグラフィック手法は高い独自性
一方でゲーム性は薄く、会話ボリューム不足との指摘もあり
通信依存度の高さがネックでプレイヤー層が限定された
当時は埋もれた作品だが、今では「チャレンジ精神ある佳作」と再評価される傾向
■ 総評
表現技術に全振りした野心的なコミュニケーションゲーム
ワンダースワンの白黒表示を最大限活かした映像表現が特徴
通信機能が発揮された環境なら魅力が大きく伸びた可能性あり
現代のSNS環境ならより評価されたタイプの企画
一人遊びの密度が薄いため、コンセプト重視のプレイヤー向け作品
発売日
北米未発売
欧州未発売
ブラジル未発売
販売価格
3,980
駿河屋価格
※箱説付き金額を優先
9,110
ハード
ワンダースワン
ジャンル
その他
シリーズ
開発元
加賀テック
発売元
メディアエンターテイメント
国内売上数
0
世界売上数
0

駿河屋価格チャート

※箱説付き金額を優先
※価格取得は2週ごとに行います

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