コンシューマーゲーム大辞典

『ノーモア★ヒーローズ』は2007年12月6日に発売されたWii用ゲーム。
開発はグラスホッパー・マニファクチュア、発売はマーベラスエンターテイメント。
主人公はトラヴィス・タッチダウンで、ウエストコーストをモデルとした「サンタデストロイ」で活動。
目的はUAA（米国暗殺者協会）のランキングトップに立つことで、10人の暗殺者を倒さなければならない。
ゲーム内には「バカゲー」要素や英スラングが多数含まれている。
日本版と北米版で表現が異なり、北米版では流血表現が強調されている。
ゲームシステムはオープンワールドに基づいており、バイクで移動することが特徴。
武器は「ビーム・カタナ」で、攻撃のスタイルが多様。
バイトミッションを行い、資金を稼いでランキング戦に挑む流れ。
グラフィックやボイスはリマスター版で改善され、日本語吹替も追加された。
続編として『ノーモア★ヒーローズ 英雄たちの楽園』が2010年に登場。
2020年にはNintendo Switch用のリマスター版も発売された。
ゲームは高自由度のアクションアドベンチャーで、全体的にユニークなスタイルを持つ。
受賞歴があり、エッジやテレグラフなどでランキング入り。
キャラクターは多様で、トラヴィスの師匠や暗殺者などが登場。
ゲーム内の音楽は元気ロケッツの楽曲が含まれている（Wii版のみ）。
一部キャラや要素は続編や外伝でも再登場。
ゲームを通じて物語が進む仕組みがあり、最後にはトラヴィスが複雑な関係性を抱えるキャラクターと対決する。
戦闘時の戦略や技の組み合わせが重要で、プレイヤーのスキルが試される。
最後には続編の可能性を示唆する形で物語が終了することが特徴。