コンシューマーゲーム大辞典

スクウェアは日本のコンピュータゲームソフト会社で、2003年にエニックスと合併しスクウェア・エニックスとなった。
1983年に創業し、1986年に独立した。
マスコットタイトル『ファイナルファンタジーシリーズ』は、日本のコンピュータRPGの代表的存在となった。
1984年にサロンを設立し、大学生を採用することで人材を確保した。
1985年からファミコン用ソフトの開発を開始した。
1987年に『ファイナルファンタジー』を発売し、同社の飛躍の基盤となった。
1990年代には数多くのミリオンセラーを出し、株式上場を果たす。
1995年には『クロノ・トリガー』や『スーパーマリオRPG』を制作し、会社の絶頂期を迎える。
1997年に発売した『ファイナルファンタジーVII』は世界で1，035万本を売り上げた。
2001年に映画版『ファイナルファンタジー』の興行成績が不振で業績に影響を与えた。
2002年、エニックスとの合併を発表するも、株式交換比率の変更が生じた。
合併後も、クリエイターらが新たな開発会社を設立していった。
スクウェア名の由来は、企業理念や創作環境を象徴するもの。
サブブランド「AQUES」が存在し、エンターテインメントの品質向上を目指した。
1996年からは多くのゲーム会社を買収し、統合を進めた。
財務改善のためソニーの資本参加を受け入れたことがあった。
2003年にエニックスとの合併によりスクウェアは解散した。
合併後は新しいタイトルに対してスクウェア・エニックスのブランドで展開されるようになった。