コンシューマーゲーム大辞典

『薄桜鬼 〜新選組奇譚〜』は2008年9月18日にアイディアファクトリー（オトメイト）から発売された女性向け恋愛アドベンチャーゲーム。
幕末の新選組をモチーフにしており、鬼や吸血鬼などのファンタジー要素が含まれている。
2008年に第1作目が発売され、その後アニメ、OVA、舞台、映画、ドラマが展開された。
2015年に新キャラクターが追加され、シリーズ集大成である『薄桜鬼 真改』の展開が開始した。
プロデューサーは藤澤経清、キャラクターデザインはカズキヨネが担当。
プレイステーション2版、PSP版、Nintendo DS版、PlayStation 3版など、多くのプラットフォームに移植された。
テレビアニメは2010年から放送され、シリーズは3期にわたり、さまざまな物語が展開された。
主人公は雪村千鶴で、男装して京都を訪れ、新選組の隊士たちと出会う。
設定は文久3年（1863年）から始まり、作中で幕末の重要人物が登場するが、名前のみのことも多い。
主なキャラクターには土方歳三、沖田総司、斎藤一、藤堂平助、原田左之助などがいる。
シリーズは新選組と鬼の戦いや悲恋を描いている。
忍者や鬼の登場人物も多く、恋愛要素が強い作品。
スマートフォン版やPC版も展開され、広範なユーザーベースを持つ。
シリーズは累計出荷本数が100万本を超え、深いファン層を持つ。
公式イラスト集やストーリーブック、ドラマCDも販売されている。
幕末を舞台にした独自の物語と恋愛シナリオで多くの支持を得た。
学園生活をテーマにしたスピンオフ作品も登場している。
コラボレーションやイベントが多く開催されており、リアルな場でもファンとの交流を図っている。
シリーズの続編や新作が定期的に発表されており、今後の展開が期待される。