ファミリーコンピュータ

道(TAO)

更新日 2025/12/01
道(TAO)
もともとは竜宮伝説を主題とした「浦島次郎」として発売される予定だったが、タイトル・内容が大幅変更された:wiki参照
基本情報
1989年12月1日発売のファミリーコンピュータ用アドベンチャー兼ロールプレイングゲーム
発売元バップ、開発はパックスソフトニカによる世紀末オカルト系作品
パッケージ表記は「究極の世紀末ロープレ TAO 道」
ノストラダムスの大予言と宗教色の濃い世界観が特徴で、クソゲーかつ怪作扱い
ゲーム内容
舞台はグランドクロスが起きた1999年の地球、魔王ヒスター降臨で荒廃した世界
主人公は村アンゴルモアに住む「あなた」で、老婆にだまされ経典を盗まれる事件から物語が始まる
寺院の大僧正から経典奪還と宇宙の真理を授ける八卦集めを命じられ旅立つ
物語の核心は三宝と真の神ラウム、そして輪廻転生からの解放という宗教的テーマ
中盤以降、敵宗教団体や「あみたま」と呼ばれる危険なアイテムなど強烈な電波イベントが続く
既存宗教をけなすような台詞や教会ネタなど、かなり攻めた宗教描写が多い
エンディングでは天然古仏や三宝授与など、天道系思想を強く思わせるメッセージで締めくくられる
システム・攻略要素
フィールドは疑似RPG形式だが、会話や調査は漢字一文字のコマンド選択式
コマンドは「言」で会話、「観」で調べる、「闘」で戦闘など独特の表現
フィールド移動は恐竜や翼竜に乗る有料交通機関で、町から町へ一駅ずつ移動する仕様
戦闘は基本的にAボタン連打で敵の体力を削る形式で、後半は激しい連打が要求される
Bボタンで戦闘を中断しアイテム使用が可能だが、ゲームバランスが悪くごり押しになりがち
敵ラインナップは進行で増える方式で、後半はどこへ行っても強敵ばかり出やすい構造
敗北してもチャンスが残っていればその場復活、ゼロでも所持金半分でスタート地点から再開可能
能力値はドーピングアイテムや連打付き修行でいくらでも上げられるが、強敵エリアと隣り合い難易度は高い
音楽・サウンド・声優
オカルト風の雰囲気に合った不穏な曲から勇ましいラストダンジョン曲まで、意外と評価の高いBGM
フィールド曲や終盤曲は普通に格好良いとの声もあり、電波シナリオとのギャップが大きい
童謡かごめかごめをモチーフにした不気味な演出音楽が印象的で、洗脳感のある雰囲気作りに使われている
評価
敵や四天王のグラフィックは凝っており、アニメーションもするなどビジュアル面は健闘している
その一方で、既存宗教に喧嘩を売るような描写や特定宗教を持ち上げる構成が強烈過ぎると不評
お使いイベントとボタン連打戦闘の繰り返しで、単調さと疲労感が大きいとの評価が多い
天道要素以外のストーリーは投げやりな種明かしが多く、脚本の粗さも批判されている
総評
重い宗教メッセージと電波シナリオ、連打前提のきついバランスが合わさった強烈な怪作
物語を真面目に理解しようとすると頭が痛くなるタイプの作品で、あえて距離を置いて眺める遊び方が推奨されるレベル
システム面だけ見ても作業感の強いお使いと連打戦闘で、純粋なRPGとしての完成度は低い
世紀末宗教オカルトとファミコン文化史に興味がある人向けのネタ枠であり、一般的には人を選ぶ問題作と言える
発売日
北米未発売
欧州未発売
ブラジル未発売
販売価格
5,500
駿河屋価格
※箱説付き金額を優先
3,300
ハード
ファミリーコンピュータ
ジャンル
RPG
シリーズ
開発元
パックスソフトニカ
発売元
バップ
国内売上数
0
世界売上数
0

駿河屋価格チャート

※箱説付き金額を優先
※価格取得は2週ごとに行います

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現在の相場
3,300
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