コンシューマーゲーム大辞典

ゲーム場に設置されたフリッパーを再現したビデオゲーム。
ゲーム内容
画面固定型のピンボールゲーム
右下のシューターでボールを打ち出し、強弱を調整可能
打ち出しの強弱でボールの軌道が変化（最弱は右ゲート、最強は左上ミニフリッパー付近へ）
スコアシステムが複数用意されている
緑ゲート通過：20点
上部3つゲート：各300点
星型ターゲット：100点
ドロップターゲット：各200点
ランダム出現ターゲット：100点
下部通路：500点
外側ターゲット：100点
ドロップターゲットは色ごとにまとめて消すと1000点ボーナス
7つすべて消すとエキストラボール獲得
上部3ゲート通過で倍率が上昇、最大5倍まで
左上・右中央のキッカーホールに入れると倍率付きボーナス
右中央のホールはドロップターゲットで塞がれており難易度高い
プレイの基本戦略は左上ホール狙い
エキストラボール獲得要素がゲームを長く楽しませる設計
評価
SG-1000初期のシンプルながら本格的なピンボール表現
難易度が高めで高得点を狙うのは難しい
コントローラーの操作性がスコア獲得を難しくしている
ピンボール特有のリズム感と戦略性を味わえる
現代から見ると原始的だが、当時としては良質な家庭用ピンボール作品
この「セガフリッパー」は、SG-1000黎明期らしいシンプルながらも戦略性を持たせたゲームデザインで、当時のピンボール再現として高く評価されています。