コンシューマーゲーム大辞典

トム・クランシー（1947-2013）はアメリカの小説家で、軍事や諜報をテーマにしたテクノスリラー作品を多く執筆。
デビュー作『レッド・オクトーバーを追え』がベストセラーとなり、映画化もされた。
主人公ジャック・ライアンを中心にした『ジャック・ライアン』シリーズが代表作。
他のシリーズには『国際陰謀』や『オプ・センター』があり、これらもヒットした。
クランシーはノンフィクション書籍も執筆し、軍事についてのメディア出演も行った。
1996年にゲーム会社『Red Storm Entertainment』を設立し、『Rainbow Six』『GHOST RECON』などの人気ゲームを開発。
Red Storm Entertainmentは2000年にユービーアイソフトに買収され、以後も『Tom Clancy’s』のゲームが販売される。
2013年に死去した。死因は心臓発作で、66歳だった。
『ジャック・ライアン』シリーズは、マーク・グリーニーが引き継いで執筆。
Amazonビデオで2018年からドラマシリーズ『ジャック・ライアン』が配信されている。
主な作品には『愛国者のゲーム』『クレムリンの枢機卿』『恐怖の総和』などがある。
作品テーマは冷戦、テロリズム、国際政治など多岐にわたる。
テロリストとの戦いが多くの作品の中心テーマで、現代の問題を描写。
画策されたスリラー作品が多く、読者に人気を博した。
彼の作品は映画化やゲーム化が多く、ポピュラー文化に影響を与えた。
死後も『Tom Clancy’s』名義で新作ゲームや小説が制作され続けている。
文献や映像作品が多数あり、影響力を持つ作家として評価され続けている。
軍事技術や現代戦争についての詳細な描写が特徴。
作家としてのキャリアの他に、ビジネスマンとしても成功を収めた。
アメリカ政治や軍事の背景を知る手助けとなる作品を残した。