コンシューマーゲーム大辞典

『ジルオール』は1999年にコーエーから発売されたPlayStation用RPG。
2005年にリメイク版『ジルオール インフィニット』が、2009年には『ジルオール インフィニット プラス』が発売された。
2010年には続編『トリニティ ジルオール ゼロ』が発売。
中世ヨーロッパ風のファンタジー世界「バイアシオン大陸」が舞台。
プレイヤーは「冒険者」となり、フリーシナリオシステムに基づく冒険を行う。
メインキャラクターデザインは末弥純、イメージソングにはFayrayの「Same night， Same face」が使用されている。
プレイヤーの選択によって仲間や物語が変化する。
約24種（PS版）、48種（PS2版）、53種（PSP版）のエンディングが存在する。
キャラクターの育成には「ソウル」システムがあり、成長に影響を与える。
戦闘やクエストを通じて「ソウルポイント」を集め、ソウルやスキルを変更可能。
個々のキャラクターには親密度が設定され、エンディングに影響を与える。
プレイヤーが選却するスタート地点によって物語が変わる。
特定の登場キャラクターはストーリーの進行や親密度によって仲間になったり、エンディングが異なる。
物語内には様々な国や種族が存続しており、神話や背景が構築されている。
ゲームはPS2版を基に要素を追加しており、特にエンディングやイベントが強化されている。
巷ではユーザー間でのコミュニケーション機能も推奨され、一部キャラクターの親密度計測となるNPCが存在する。
コミカルなキャラクターも多く、独自のイベントが用意されており、ストーリーに深さが感じられる。
ゲームのシナリオは複雑で、プレイヤーの選択が多様な結末を導く。
各キャラクターには個別のバックストーリーやエンディングが設定されている。
最終ボスはバロルやウルグなど、強大な敵が待ち受けている。
ゲーム内では勇者たちの宿命や葛藤が描かれ、深い感情移入を促す仕掛けがある。
冒険者としての成長とストーリー展開が密接に関わり合うシステムが取り入れられている。