8マン
更新日 2025/11/20

原作:平井和正・桑田次郎による漫画「エイトマン」(少年マガジン連載)
機種:アーケード用ネオジオ(MVSシステム)、同内容のネオジオROM版も発売
ゲーム内容
警視庁捜査科の刑事「東 八郎」がスーパーロボット「8マン」として蘇り戦う物語。
谷博士の息子「ケン」が自らスーパーロボット化した「9マン」として2Pキャラで参戦。
悪の軍団「超人サイバー」を壊滅させるため、破壊された大都市を駆け抜けて戦う。
ステージは通常スクロールステージ、高速強制スクロールステージ、ボス戦ステージの3タイプ。
全4ステージ構成だが、各ステージが細かいエリアに分割され、全体で15エリアほどになる。
ステージごとに場面転換が早く、テンポ良く次々とシチュエーションが変化するのが特徴。
システム・攻略要素
操作は8方向レバーと「攻撃」「ジャンプ」「ボム」の3ボタンを使用する。
攻撃ボタンとジャンプボタン同時押しで、前後に判定を持つ強力な広範囲攻撃が出せる。
ライフ制と残機制の併用で、ライフがゼロになると残機を消費してその場復帰する構成。
敵を倒すとライフ回復アイテムやボム補充アイテムが頻繁に出現し、ボムを気軽に使えるバランス。
高速ステージでは多重スクロールによりスピード感が強調され、8マンらしい「疾走感」を表現。
直立走りと、レバー下入力時の極端な前傾姿勢を切り替えられ、原作風の走行ポーズも再現可能。
難易度はネオジオ初期作品としては低めで、何度か遊ぶと一気に先まで進める取っつきやすさがある。
ボス戦は広範囲攻撃とボムを駆使することで比較的楽に突破できるが、最終ボスはやや大味な消耗戦寄り。
音楽・サウンド・声優
ハード構成はメインCPUに68000、サウンドにはYM2610を搭載した標準的なネオジオ構成。
効果音やヒット音など、アーケードらしい派手さでアクションの爽快感を補強している。
原作アニメの主題歌や声優再現といった要素は特に語られておらず、キャラクター性よりもアクション演出寄りのサウンド設計。
評価
豊富な回復アイテムとボムのおかげで、低めの難易度と短めのプレイ時間で「気楽に遊べるゲーム」と評価されることが多い。
ステージ構成やテンポの良さ、強制スクロールで走り抜ける場面などは「8マンのスピードヒーロー像」とうまく噛み合っていると好評。
一方で、プレイアブルキャラがマッチョ体型で、デモ画面の細身のエイトマンと別人レベルに見える点はファンから不満が出やすい。
原作に存在しない「9マン」をはじめ、敵デザインや世界観がアメコミ風かつ荒廃しすぎており、「原作らしさに欠ける」とも評される。
総評
原作再現度という観点では「エイトマンである必要が薄い」作品で、ファン的には違和感の強いアレンジが多い。
しかし、ゲーム単体としてはテンポの良い横スクロールアクションと豊富なボムで押し切る大味な爽快さを備えたカジュアル作品として楽しめる。
緻密なパターン構築よりも「サクサク進んで1コインクリアも狙える気軽なアクション」を求めるプレイヤー向けの一本といえる。
機種:アーケード用ネオジオ(MVSシステム)、同内容のネオジオROM版も発売
ゲーム内容
警視庁捜査科の刑事「東 八郎」がスーパーロボット「8マン」として蘇り戦う物語。
谷博士の息子「ケン」が自らスーパーロボット化した「9マン」として2Pキャラで参戦。
悪の軍団「超人サイバー」を壊滅させるため、破壊された大都市を駆け抜けて戦う。
ステージは通常スクロールステージ、高速強制スクロールステージ、ボス戦ステージの3タイプ。
全4ステージ構成だが、各ステージが細かいエリアに分割され、全体で15エリアほどになる。
ステージごとに場面転換が早く、テンポ良く次々とシチュエーションが変化するのが特徴。
システム・攻略要素
操作は8方向レバーと「攻撃」「ジャンプ」「ボム」の3ボタンを使用する。
攻撃ボタンとジャンプボタン同時押しで、前後に判定を持つ強力な広範囲攻撃が出せる。
ライフ制と残機制の併用で、ライフがゼロになると残機を消費してその場復帰する構成。
敵を倒すとライフ回復アイテムやボム補充アイテムが頻繁に出現し、ボムを気軽に使えるバランス。
高速ステージでは多重スクロールによりスピード感が強調され、8マンらしい「疾走感」を表現。
直立走りと、レバー下入力時の極端な前傾姿勢を切り替えられ、原作風の走行ポーズも再現可能。
難易度はネオジオ初期作品としては低めで、何度か遊ぶと一気に先まで進める取っつきやすさがある。
ボス戦は広範囲攻撃とボムを駆使することで比較的楽に突破できるが、最終ボスはやや大味な消耗戦寄り。
音楽・サウンド・声優
ハード構成はメインCPUに68000、サウンドにはYM2610を搭載した標準的なネオジオ構成。
効果音やヒット音など、アーケードらしい派手さでアクションの爽快感を補強している。
原作アニメの主題歌や声優再現といった要素は特に語られておらず、キャラクター性よりもアクション演出寄りのサウンド設計。
評価
豊富な回復アイテムとボムのおかげで、低めの難易度と短めのプレイ時間で「気楽に遊べるゲーム」と評価されることが多い。
ステージ構成やテンポの良さ、強制スクロールで走り抜ける場面などは「8マンのスピードヒーロー像」とうまく噛み合っていると好評。
一方で、プレイアブルキャラがマッチョ体型で、デモ画面の細身のエイトマンと別人レベルに見える点はファンから不満が出やすい。
原作に存在しない「9マン」をはじめ、敵デザインや世界観がアメコミ風かつ荒廃しすぎており、「原作らしさに欠ける」とも評される。
総評
原作再現度という観点では「エイトマンである必要が薄い」作品で、ファン的には違和感の強いアレンジが多い。
しかし、ゲーム単体としてはテンポの良い横スクロールアクションと豊富なボムで押し切る大味な爽快さを備えたカジュアル作品として楽しめる。
緻密なパターン構築よりも「サクサク進んで1コインクリアも狙える気軽なアクション」を求めるプレイヤー向けの一本といえる。
- 発売日
-
日本1991/11/20北米未発売欧州未発売ブラジル未発売
- 販売価格
- 23,980円
- 駿河屋価格※箱説付き金額を優先
- 69,800円
- 国内売上数
- 0
- 世界売上数
- 0
