コンシューマーゲーム大辞典

『キャサリン』は、2011年2月17日にアトラスから発売されたPS3/Xbox 360用ホラー・アダルトアクションアドベンチャーゲーム。
開発チームは『ペルソナシリーズ』で知られる橋野桂がプロデューサーおよびゲームディレクターを務める。
ゲーム内容はパズルゲームで、プロモーションでは発売前にその情報を隠していた。
東京ゲームショウ2010で展示されたことがあり、特典としてサウンドトラックCDとアートブックが提供された。
ゲームは全世界で100万本以上出荷され、複数の受賞歴がある。
2019年にはPC移植版『Catherine Classic』がSteamで発売。
2017年にリメイク版『キャサリン・フルボディ』が発表され、2019年に発売され、新難易度やサポートシステムが追加された。
主人公は32歳のヴィンセント・ブルックスで、恋人との関係に悩む様子が描かれる。
ストーリーは現実世界と悪夢の世界が交錯し、プレイヤーの選択によって展開が変化する。
キャラクターには複数のヒロインが存在し、特に新ヒロイン「リン」が追加されている。
あらゆる行動がストーリーやエンディングに影響を及ぼす要素がある。
難易度は「Easy」「Normal」「Hard」に加え、新たに「safety」が設定されている。
プレイヤーはゲーム中に様々なアイテムを使用し、攻略を進める。
公式サイトやSNSではネタバレとなるプレイ動画の投稿を禁止している。
プレイヤーはリアルタイムで進行するバーチャルバー『ストレイ・シープ』で友人たちとの会話や飲酒が楽しめる。
アクションパートでは、悪夢の中でのパズル要素が特徴的で、「LOVE IS OVER」というゲームオーバーの表示がある。
2人同時プレイやオンラインマルチプレイ機能も追加されており、プレイヤー同士の競争要素がある。
主題歌やBGMは『ペルソナ3』『ペルソナ4』と同じ作曲者によるもので、アニメーションはSTUDIO 4℃が制作。
2020年にはNintendo Switch向けに『キャサリン・フルボディ for Nintendo Switch』が発売され、他機種版のDLCが収録されている。
シナリオやキャラクターの詳細な設定があり、小説版や漫画版も存在する。