コンシューマーゲーム大辞典

株式会社システムサコムは東京都中央区に本社を持つ日本の企業。
ハードウェア（コンピュータ周辺装置）、マルチメディア関連事業を展開。
1981年に有限会社システムサコムとして設立、1986年に株式会社に変更。
1983年から1998年まで家庭用ゲーム機向けにゲーム開発を行っていた。
1999年にゲーム事業から撤退、2000年以降はハードウェア販売に特化。
PC-9801に音楽機能を追加した「アミューズメントボードAMD-98」が1985年に発売。
ノベルウェアシリーズを生み出し、サウンドノベルやビジュアルノベルに影響を与えた。
有名なゲーム『38万キロの虚空』は日本の市販ゲームで初めてMIDI音源を使用。
マーク・フリントが手がけた多くの作品に関与。
かつてのファミリーコンピュータ ディスクシステムで開発も行った。
2010年4月に商号を変更し、システムサコム工業株式会社を設立。
ゲーム開発から撤退後、一部スタッフがアイビーアーツを設立。
他社との提携やコラボレーションも経験。
代表的な作品に『ゾーン』や『ハイウェイスター』がある。
音楽面でも斎藤学が手がけた作品が多数。
ノベルウェアシリーズはストーリーと音楽を融合した特徴を持つ。
様々なプラットフォームに対応したゲームも開発された。
スクウェアが中心となったDOGにも参加していた。
システムサコムの歴史は1981年から展開されている。