コンシューマーゲーム大辞典

特徴：ファミコン初のラグビーゲーム
ゲーム内容
自分の作ったチームと5チームのリーグ戦を行う
リーグ優勝すると最強のラグビーチームと対戦できる
クリア条件：リーグ優勝＋エンディングを見る
チーム名やパラメータを開始時に編集可能
試合時間は5分または10分を選択
ルールは実際のラグビーに準拠
視点は見下ろし型と3D画面を併用
実際のラグビー観戦のような演出を目指している
システム・演出
簡易操作でラグビーを再現（走る・タックル・トライ）
能力エディット要素あり（ポイント割り振り）
胴上げシーンなど演出あり
エンディングは短く、スタートでタイトル画面に戻る
「JANKEN」という特殊判定イベントが存在（じゃんけんではない）
問題点
難易度は非常に低く、適当に操作しても勝ててしまう
ルール理解や戦略性を活かす前に試合が終わることが多い
能力エディットの効果が分かりづらい
短時間でクリアできてしまい、やり込み要素が少ない
評価点
ファミコン初のラグビーゲームとしての意義
本物のラグビーを意識したルール再現
スピーディーに試合が進むため初心者でも遊びやすい
胴上げやEDなど最低限の達成感を用意
レビューでは臨場感があるとの意見も
総評
本格ラグビーを意識しつつも、実際は“謎ゲー”的な作り
操作やシステムは単純で難易度も低く、気軽に遊べる
当時としては珍しい題材を扱った意欲作
ラグビーという題材をファミコンで初めて体験できる歴史的ソフト
まとめると「ファミコン初のラグビーゲーム。ルール再現や演出はあるが、操作は単純で難易度も低く、短時間で終わるライト向け作品」となります。