コンシューマーゲーム大辞典

サン電子株式会社は通信機器、パチンコ関連機器、ゲームソフトを製造・販売する企業。
ゲームソフトは「SUNSOFT」ブランド、通信機器とパチンコ関連機器は「SUNTAC」ブランドで展開。
1971年に設立され、当初は自動券売機の受託製造を行っていた。
1974年にパチンコホール用コンピュータを開発し、1978年にはアーケードゲーム市場に参入。
1985年には家庭用ゲーム機市場にも参入し、アーケードゲーム『アラビアン』の移植作『スーパーアラビアン』を発売。
2001年からアクティビジョンのパズルゲーム『上海』の日本国内総代理店。
経営的困難から、2019年に取締役の解任。この後「サンソフト復活プロジェクト」が始動した。
2007年にイスラエルのCellebrite社を買収し、デジタル・フォレンジック事業を展開。
2020年、米国のブラックバッグ・テクノロジーズ社を買収し、デジタルインテリジェンス事業を強化。
最近の本社所在地は名古屋市。
2024年に株式公開買付け（TOB）が実施され、投資会社が第2位の株主となった。
携帯電話販売店向けデータトランスファー、M2M関連機器、パチンコシステムなど多様な製品を提供。
ゲームコンテンツには、テキストホラーアドベンチャーやBLゲームなどが含まれる。
経営不振を経験しつつも、ゲーム以外の事業開拓が進んでいる。
かつての制作チーム「ナイトメア・プロジェクト」等が存在した。
国内外の各種子会社を持ち、国際的なビジネス展開を行っている。