PlayStation 3

太平洋の嵐~戦艦大和、暁に出撃す!~

更新日 2024/12/02
太平洋の嵐~戦艦大和、暁に出撃す!~
このゲームは、1987年に始まった「太平洋の嵐」シリーズの一環で、PS2やPSP版からの再移植作としてPS3向けにリリースされました。以下に、評価点と問題点をまとめてお伝えします。
評価点
戦略的な自由度
資源管理や輸送、兵器生産といった要素が取り入れられており、深い戦略が求められる。
シリーズファンには馴染み深い「リアルなシミュレーション」が楽しめる。
多彩なシナリオと兵器
実際の歴史を基にしたシナリオから仮想シナリオまで幅広く用意されている。
未完成兵器を含む多くの兵器が収録され、軍事ファンには魅力的。
問題点
UIと操作性の悪さ
輸送設定や航路指定が複雑で、操作に慣れるまでに大きなストレスを伴う。
情報が見づらく、プレイヤーが何をすべきか理解しにくい。
チュートリアルの欠如
初心者向けの導入や説明が一切なく、シリーズ未経験者にとって非常にハードルが高い。
膨大なシステムを理解するために、外部の攻略情報が必須。
敵AIの不自然な挙動
敵艦隊が無意味な行動を繰り返すなど、ゲームのリアルさを損ねる要素が目立つ。
敵側の「チート的」な物資補給や根拠地防衛が理不尽に感じられる。
グラフィック・音響の貧弱さ
戦闘シーンの演出が簡素で、現代のゲームとしてはお粗末。
効果音やBGMのクオリティが低く、特に音量バランスの悪さが目立つ。
ゲームバランスの欠如
日本軍側のユニットが極端に脆弱で、システムの不備によりストレスを感じやすい。
資源輸送や部隊補給が複雑すぎて、ゲームプレイが「苦行」に近い。
総評
「太平洋の嵐 ~戦艦大和、暁に出撃す!~」は、マニアックな内容と複雑なシステムが好きなプレイヤーには一部の魅力を感じられる作品です。しかし、時代遅れのUI設計や、不親切なゲーム設計により、多くのプレイヤーにとっては挫折感を与える「クソゲー」としての評価が定着しています。
発売日
北米未発売
欧州未発売
ブラジル未発売
販売価格
7,480
駿河屋価格
※箱説付き金額を優先
2,205
国内売上数
0
世界売上数
0