コンシューマーゲーム大辞典

ダンジョンズ＆ドラゴンズ（D＆D）は1974年にアメリカで制作・販売された初のファンタジー・テーブルトークRPG。
ゲイリー・ガイギャックスとデイヴ・アーネソンによってデザインされた。
初版はTSR社から発売され、その後ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社が権利を取得。
2000年には大幅に改定された第3版が登場。
第4版は2008年、第5版は2014年に発売された。
日本語版はホビージャパン社から開始され、現在はウィザーズ・オブ・ザ・コースト日本支社が展開。
D＆Dは、プレイヤーがキャラクターを通じてシナリオを体験するゲームスタイル。
ルールはダンジョン探索、モンスターとの戦闘、宝の取得に焦点を当てている。
プレイヤーは種族とクラスを選択してキャラクターを作成し、能力値によって特徴が決まる。
アライメントシステムによりキャラクターの倫理観を示す。
各版によって行為判定や戦闘ルールが異なるが、第3版以降は20面ダイスを使用するルールが一般的。
米国では高い人気があり、多くのメディアミックス展開が行われた。
近年、D＆Dは映画やドラマの題材にも使われている。
D＆Dは誤解や批判にさらされることもあったが、メディアにおいて一定の認知を持つ。
現在も新しい版が開発され続け、プレイヤーコミュニティとの関係を重視。
シナリオやルールブックは特定のキャンペーン設定に基づくこともある。
D＆Dはグローバルに商品展開され、様々な言語で翻訳・販売されている。
日本国内では、特定の時期に出版権を持つ出版社によって翻訳されてきた。
現在も日本語版求人が継続しているが、過去には中断があった。
2024年にはさらなる新バージョンのリリースが予告されている。