コンシューマーゲーム大辞典

『CHAOS;HEAD』は2008年に発売された5pb.企画、ニトロプラスによるWindows用ゲーム。
略称は「カオヘ」で、様々なプラットフォームに移植。
テレビアニメ版が2008年に放送され、DVDとBlu-rayも発売。
ファンディスク『CHAOS;HEAD らぶChu☆Chu!』も登場し、続編的な要素を含む。
2014年にはPS Vita版の『CHAOS;HEAD DUAL』が発売された。
2022年にはNintendo Switch版とSteam版が発売され、一時中止も経験。
物語は渋谷を舞台に、妄想を現実に変える能力を持つ少年少女の陰謀との戦い。
ゲームシステムの一部に「妄想トリガー」があり、物語の展開に影響を与える。
一部描写が強烈で、CEROにて「Z」指定となった。
主人公は西條拓巳で、引きこもりの高校生。
ギガロマニアックスは、妄想を現実に変える能力者で、物語の重要な要素。
本作には多くのヒロインが登場し、登場キャラクターの個性が強調されている。
各ヒロインはそれぞれのルートやストーリーを持ち、エンディングが異なる。
物語には様々な事件が含まれ、ニュージェネレーションの狂気と呼ばれる猟奇事件が発生する。
アニメ版では原作からの変更点があり、残酷描写は削除。
SNSやネットスラングが作中で頻繁に使用され、現代的要素が感じられる。
公式ファンブックや小説、漫画版も存在する。
シリーズの続編には『CHAOS;CHILD』などがあり、同じ世界観を共有している。
音楽やキャラクターデザインに高い評価も寄せられている。
ごく一部の表現や内容が厳しい評価を受けることもある。