コンシューマーゲーム大辞典

株式会社ゲームリパブリックは、2003年に岡本吉起が設立した日本のゲーム会社。
設立以前、岡本はコナミ及びカプコンに所属していた。
テレビゲーム開発の下請け・デベロッパーとして活動し、自社販売のボードゲームも制作。
最盛期には約300名の社員が在籍した。
高騰する開発費に対してソフトの売上が伸びず、経営不振に陥る。
リーマン・ショックによる元請け企業の倒産が経営危機の要因となった。
2010年に大規模なリストラを実施し、大阪・名古屋オフィスを閉鎖。
2011年に公式サイトが閉鎖され、本社も引き払われた。
2013年まで個人会社として存続し、岡本個人の借金返済を続ける。
『モンスターストライク』のヒットによりゲームリパブリックは休眠状態に。
初期はインターンシップでの優秀な人材の囲い込みが行われていた。
代表作には『GENJI』や『エブリパーティ』があるが、売上は振るわなかった。
岡本は任天堂の成功に影響を受け、自社のゲーム開発を振り返った。
岡本の人脈により、元カプコン社員や専門学校の生徒をヘッドハンティングしていた。
ゲーム会社イリンクスやスリーリングスは、元社員によって設立された。