コンシューマーゲーム大辞典

『ディグダグ』は1982年3月にナムコが発売した業務用ゲーム。
プレイヤーは主人公ディグダを操作し、四方向レバーとボタンを使って地面を掘り進む。
敵は地中に配置され、自ら掘ることはないが、特定の状態「目変化」によりディグダを追いかける。
ボタンを押すことで銛を発射でき、敵に当てると膨らませて破裂させることで倒す。
深い地層で敵を倒すほど高得点が得られる。
時間経過で敵のスピードがアップし、残りの敵が1匹になると撤退する。
岩を落とすことで敵を一度にまとめて倒すことができ、高得点を狙える。
ゲームにはベジタブルターゲットという要素があり、特定の条件で高得点を得られる。
マニアは岩落としやモンスターの動きを利用して得点を稼ぐテクニックを楽しんでいた。
様々なプラットフォームに移植されており、バージョンによって異なる特徴がある。
楽曲は慶野由利子が手掛け、BGMのような効果音が特徴的。
主人公ディグダは後に『ミスタードリラー』シリーズにも関連付けられた。
ゲーム中に発生するバグがあり、特定条件でラウンドが終了しない現象が存在した。
アーケード版はそのシステムやデザインが評価されている。
日本国内外での評価が高く、当時のゲーマーに影響を与えた。
『ディグダグII』やその派生作品も存在する。
2020年にはブラウザゲーム“DIGDUG BB”が期間限定で公開された。
様々な関連商品やグッズも発売された。
アーケードゲームとしては高い知名度を誇る。