コンシューマーゲーム大辞典

ディアブロは、Blizzard Northが開発し、1996年に発売されたアクションRPG。
Battle.netを介してのマルチプレイが特徴で、MORPGの先駆けとされている。
言語ローカライズが行われず、日本では英語版が販売された。
拡張キット『ヘルファイア』が1997年に発売され、新クラスや魔法、ダンジョンが追加された。
1998年にPlayStation版が発売され、日本語化されているが『ヘルファイア』は含まれていない。
シリーズ化され、続編『ディアブロ2』と『ディアブロ3』が発売された。
プレイヤーは3つの職業から選び、ランダム生成される迷宮を探索する。
シングルプレイとマルチプレイの両方が可能で、アイテムの売買やトレードが行える。
マルチプレイはBattle.netやLANで行うことができ、難易度設定も可能。
地獄の四大悪魔に代わり、ディアブロ三兄弟が人間界を支配しようとしたが、クーデターに遭う。
天界から派遣された大天使ティラエルが人間と協力し、ディアブロを封印する。
レオリック王がディアブロに堕落させられ、国が混乱する。
プレイヤーは魔王ディアブロを最終的に倒すために冒険する。
各職業には特有のスキルがあり、ゲームプレイに影響を与える。
迷宮は複数の種類があり、それぞれ異なる階層で構成されている。
アイテムの管理が重要で、スペースに制限がある。
音楽はマット・ユエルメンが担当し、多様な楽曲が使用されている。
レーティングが高く、暴力的な表現が含まれる。
マルチプレイでのPKやチートが問題視されていた。
プレイヤー間の交流が盛んで、初心者が多かった。
ゲームデザインは『ウィザードリィ』からの影響が見られる。