コンシューマーゲーム大辞典

『Wolfenstein』シリーズは、id Softwareとベセスダ・ソフトワークスによって開発されたファーストパーソン・シューティングゲーム。
シリーズは主に第二次世界大戦中を舞台としている。
ドイツではナチスの象徴の使用が法律で禁止され、シリーズは「18歳未満販売禁止」の指定を受けている。
初作『Castle Wolfenstein』は1981年に発売され、ナチス要塞への潜入をテーマにしている。
1992年に発表された『Wolfenstein 3D』は初期のFPSの代表作で、ゲームの基準を確立した。
各レベルには隠し部屋（シークレット）があり、強力な武器やアイテムを入手可能。
シリーズは多種多様なプラットフォームに移植されており、1994年に日本でもイマジニアからスーパーファミコン版が発売された。
『Return to Castle Wolfenstein』は2009年にACTIVISIONから発売され、本作の次に続く重要なタイトル。
2014年から新シリーズ『Wolfenstein: The New Order』や続編が発売され、グラフィックやストーリーの充実が図られた。
シリーズには、シングルプレイモードのほか、クラス制を取り入れたマルチプレイモードも存在する。
敵としてドイツ兵のほかにゾンビやサイボーグといったモンスターも登場する。
各バージョンでストーリーやキャラクターの設定が異なり、特に日本版は表現に制約がある。
2019年にはVR対応の作品がリリースされ、本作の続編として新たな展開を見せた。
シリーズ全体にわたって多くの隠し要素やランキングシステムが存在している。
武器のバランスや機能がシングルプレイとマルチプレイで異なる場合がある。
マルチプレイでは初心者にも参加しやすい環境が整っている。
シリーズは多くのプラットフォームに展開され、プレイヤーのキャラクターの成長やカスタマイズが可能。
各作品は個別に独立したストーリーを持ちつつも、シリーズ全体を通じてテーマが一貫している。
ゲームの難易度やエピソードの構成にもバリエーションがあり、プレイヤーに多様な体験を提供している。