コンシューマーゲーム大辞典

『魔導物語』はコンパイルによる3Dダンジョン型RPG系列で、1989年に初発表された。
「ぷよぷよ」シリーズのルーツとして知られる。
初出は1989年のMSX2用『魔導物語 EPISODE II CARBUNCLE』。
1990年にリメイク版『魔導物語1-2-3』がMSX2で発売された。
その後、PC-9801版を含む多くのリメイクおよび派生作品が展開された。
コンパイルは1998年に経営破綻、その後著作権がセガに移行。
アルル・ナジャがシリーズの主人公で、多くの作品で登場。
シリーズには正伝と外伝が存在するが、区別が非常に曖昧。
魔導物語のキャラクターは、特に「ぷよぷよ」での使用が多く、逆輸入が行われた。
シリーズの設定は改められ、魔導物語とぷよぷよ世界の時間軸が約1000年の差があるとされる。
多くの作品は同一の魔導師テーマとキャラクター設定を共有。
アルルの成長や冒険が各エピソードで描かれている。
外伝作品やリメイクは多様なプラットフォームで存在。
念能力を持つ魔物たちとの関係がストーリーの中心。
パラレルワールドを題材にしたエピソードもある。
／魔導物語の発売後、関連商品やメディアが多数展開された。
近年ではD4エンタープライズが商業二次作品を展開し、復刻版や新作が発表されている。
新たに開発された『〜聖魔導物語〜』も登場し、旧作のキャラクターを一新した。
シリーズ全体を通してユーモラスな表現とファンサービスが多くある。
ゲームシステムにはオートマッピング機能や特殊なアイテムが特徴的。
物語やキャラクターは、時にシリアスな要素を持ちながらもコミカルな演出が多く、幅広い年齢層に支持されている。