コンシューマーゲーム大辞典

『AKIBA’S TRIP』は2011年に発売されたPlayStation Portable用アクションアドベンチャーゲーム。
基本舞台は秋葉原で、吸血鬼「カゲヤシ」と人間との戦いが描かれている。
初版は2011年5月19日に発売され、予定から延期された。
2012年に追加要素を加えた『AKIBA’S TRIP PLUS』が発売。
2021年にはHDリマスター版がPlayStation 4とNintendo Switchでリリースされた。
ゲームは実際の秋葉原をリアルに再現しており、タイアップ店舗が多数登場。
プレイヤーは町を歩きながらミッションを進行、自由に探索も可能。
戦闘システムには「ストリップアクション」があり、カゲヤシは服を脱がされることで倒せる。
キャラクターボイスは限られており、音声付きイベントは物語の一部でのみ。
主人公の選択によって物語は3つのルート（NIROルート、カゲヤシルート、共存ルート）に分岐する。
各ルートには異なるエンディングがあり、物語の側面が異なる。
主人公は自警団に所属する18歳の予備校生で、カゲヤシの力を借りて戦う。
プレイヤーは敵にカゲヤシを識別し、戦う前にカメラ機能を使う必要がある。
カゲヤシは太陽光に弱く、服を脱がされることで炭化して倒される。
ゲーム内でのアイテムや服装の収集要素が多彩で、着せ替えも楽しめる。
複数のキャラクターが登場し、それぞれのバックストーリーや特徴がある。
2017年にはテレビアニメ化され、アニメオリジナルのストーリーで放送された。
スマートフォン向けには『AKIBA’S TRIP for GREE』がリリースされたが、サービスは終了。
ゲームはオタク文化や秋葉原の雰囲気を反映した内容。
物語は主人公が友人救出のためにカゲヤシと戦うことから始まる。