ファミリーコンピュータ

バトルスタジアム 選抜プロ野球

更新日 2025/09/29
バトルスタジアム 選抜プロ野球
付属品:「バトルボックス」対応(セーブデータ持ち運び機能)
【ゲーム内容】
12球団の中から選手を自由に選抜し、自分だけのチームを作って戦う。
選手データは約480人分が収録されており、当時としては非常に大ボリューム。
チーム名やユニフォームカラーのカスタマイズも可能。
試合を行うごとに選手がレベルアップするRPG的な成長要素を搭載。
勝ち抜き形式で12球団すべてに勝利するとエンディング。
守備時の視点は「真上寄り」で、ファミスタとはやや異なる独自視点。
フライの真下でキャッチすれば高さに関係なく捕球でき、ホームランボールすら取れる仕様。
【システム・攻略要素】
攻撃と守備のバランスは守備寄りで、得点が入りにくい調整。
打率は極端に低くなる傾向(例:強打者チームでも1割未満になることも)。
コンピュータ投手のコントロールが悪いため、デッドボール→押し出しで得点を狙う戦術が有効。
「バトルボックス」により、自分の選手データを友達宅へ持ち運んで対戦可能。
試合モードは基本的なペナント・対戦形式中心で、ストーリー性は薄い。
守備の慣れが必要で、ファインプレーのタイミングが攻略の鍵。
13回表でようやく1点が入るような試合展開もあり、長期戦になりやすい。
【音楽・サウンド・声優】
ファミコンらしい8bit音源で、試合BGMや効果音は軽快かつシンプル。
特筆すべきボイス要素はなし(実況や声優も未搭載)。
打撃・守備・アウトなどの効果音は分かりやすく実用的。
【評価】
「ファミスタ風」で親しみやすい基本システムは評価されている。
選手数やチームカスタマイズ性は高く、コア野球ファンには好評。
一方でゲームバランス(得点しにくさ)や操作感は賛否あり。
守備優位の調整が人によってはストレスになる。
データ持ち運び機能は当時として画期的と評される。
【総評】
ファミスタ系の操作感+RPG的育成要素を融合させた意欲的な野球ゲーム。
選手数と自由度の高さは当時としては突出しており、マニアックな遊び方も可能。
得点しにくい守備偏重バランスがゲームテンポを遅くしている点は弱点。
「バトルボックス」による持ち運び・対戦機能は革新的で、友達対戦向き。
総じて、操作・バランスに癖はあるが、独自の進化を見せた野球ゲームとして記憶に残る一本。
まとめ
『バトルスタジアム 選抜プロ野球』は、480人の選手データとRPG育成+カスタマイズ+持ち運び機能という独自要素を備えた、ファミスタ系の派生的進化作。守備偏重バランスで玄人向けだが、システム面の実験性が光るタイトルです。
発売日
北米未発売
欧州未発売
ブラジル未発売
販売価格
6,800
駿河屋価格
※箱説付き金額を優先
480
ハード
ファミリーコンピュータ
ジャンル
スポーツ
シリーズ
開発元
アイジーエス
発売元
アイジーエス
国内売上数
0
世界売上数
0

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