コンシューマーゲーム大辞典

‘The Wolf Among Us‘はTelltale Gamesが開発したエピソディックなグラフィックミステリーアドベンチャーゲーム。
行動の選択がストーリーに影響を与えるダイアログツリー方式を採用。
プレイヤーは主人公ビッグビー・ウルフを操作し、ファブルタウン内で発生した一連の殺人事件を調査。
ゲームは2013年から2014年にかけて5エピソードでリリースされた。
ビッグビーはファブルタウンの保安官で、1980年代のニューヨーク市に隠れたファンタジーキャラクターたちが住む。
本作はビル・ウィリングハムの漫画『Fables』を基にした前日譚となっている。
ゲームシステムにはインベントリ、クイックタイムイベント、環境探索が含まれる。
Telltaleは2018年に経済的理由で閉鎖され、資産はLCG Entertainmentに引き継がれる。
2019年に続編『The Wolf Among Us 2』が発表され、2024年にリリース予定。
ゲームの受けは良好で、ストーリーや視覚スタイルが高く評価され、多くの賞にノミネートされた。
キャラクターには美しさと獣の神話、腐敗した政治家や犯罪者も関与する。
ビッグビーとスノーホワイトのコンビが物語の中心。
プレイヤーの選択によってストーリーが変わる、シリアスなテーマを扱っている。
各エピソードは異なるキャラクターを紹介し、複雑な人間関係を描く。
ゲーム内の悪役にはクロックマンやブラッディ・メアリーが登場。
テクニカルな問題やペースの問題も批判されたが、全体的には好意的な評価を得ている。
アダム・ハリントン（ビッグビー役）とエリン・イヴェット（スノーホワイト役）が続編でも声を担当。
ゲームのアートスタイルはコミックからインスパイアを受けている。
プレイヤーの決定がフィナーレの結果に重大な影響を与える。
物語の多くは神話や民話に基づいたファンタジーファイルに織り込まれている。