コンシューマーゲーム大辞典

カシオPV-1000は1983年に日本で発売された家庭用ゲーム機。
発売は1983年10月で、販売価格は14，800円。
発売から1年未満で販売中止となった。
市場シェアを獲得できず、数週間後に販売が停止された。
PV-2000という後継機が短期間後に発売された。
PV-2000はホームコンピュータとして、統合キーボードを搭載。
PV-2000はPV-1000のコントローラーと互換性があるが、ゲームには非対応。
PV-1000はZilog Z80 CPUを搭載し、2 KBのRAMを持つ（1 KBがVRAM）。
動画と音声出力のためにNEC D65010G031チップを使用。
最大256×192ピクセル、8色のグラフィックが生成可能。
13本のゲームがPV-1000用にリリースされた（#8と#13は未発売）。
発売されたゲームには「プーヤン」「スーパーヴィーコブラ」などがある。
同年、カシオはPV-7とPV-16というMSXコンピュータも発売。
PV-2000には11本のゲームがリリースされた。
リリースされたゲームの中には「ギャラガ」や「フロントライン」が含まれる。