ドリームキャスト

ドリームキャスト
ドリームキャストは、セガが1998年に発売した家庭用ゲーム機で、一般的には「DC」または「ドリキャス」と呼ばれた。
セガサターンの後継機として開発され、1998年11月27日に日本で発売された。
2001年1月にセガは家庭用ゲーム機から撤退し、ドリームキャストは事実上セガ最後のゲームプラットフォームとなった。
発売前から供給体制の不備が問題となり、初回出荷が大幅に延期された。
グラフィックスチップPowerVR2の開発遅延がソフト不足を引き起こし、販売に影響を与えた。
プロモーション戦略として、俳優の湯川英一を起用したCMが話題になるが、その後の販売不振に繋がった。
1999年に本体価格を値下げするも、コストダウンが達成できず大幅な赤字を計上した。
2000年にラムバス社による特許侵害の問題が発生し、一時的に海外販売が危ぶまれる。
2001年、ドリームキャストの生産中止が報じられ、同年に家庭用ゲーム事業から撤退を正式発表。
発売から数年後も、一部新作ソフトや再生品の販売が続けられた。
ドリームキャスト設計には新開発のSH-4 CPUとPowerVR2が採用され、128ビットの性能を謳った。
OSはカスタム版Windows CEを使用し、独自の開発環境を搭載していた。
コントローラーには拡張スロットがあり、振動パックや音声入力機器など多様な周辺機器が接続可能だった。
インターネット通信機能が搭載され、オンライン対戦やウェブサイト閲覧が可能であった。
一時的な市場の人気にも関わらず、継続的なヒット作が不足し、最終的な販売不振につながった。
セガはマイクロソフトとゲームタイトルの互換性に関する交渉を試みたが、実現には至らなかった。
ドリームキャストは、家庭用ゲーム機市場での競争に敗れ、一般的に評価が低いとされる。
落ち着いた後も、セガは他社向けのソフト開発に専念し、ハード製造からは撤退した。
最後のソフトは2007年に登場し、ドリームキャストの名は次第に廃れていった。
復刻版や新しいプラットフォーム向けの移植策が試みられたが、ゲーム業界におけるセガの影響力は低下している。
発売日
販売価格
29,800
駿河屋価格
※箱説付き金額を優先
20,800
開発元
セガ
種別
据置型ゲーム機
世代
第6世代
国内売上数
2,800,000
世界売上数
10,600,000
販売されたソフトの世界総売上数(公式)
0
販売されたソフト数 *1
631
ソフト国内総売上数 *2
5,402,436
ソフト世界総売上数 *2
6,100,000
*1 サイトに掲載している数 *2 サイトに掲載している販売数のわかっているソフトの合計

発売されたソフト一覧

基本情報
売上本数
発売日
価格