コンシューマーゲーム大辞典

モンスターメーカーは1988年に翔企画が発売したカードゲーム。
一連の関連作品群を「モンスターメーカーシリーズ」と称する。
主なクリエイターは鈴木銀一郎（ゲームデザイン）と九月姫（キャラクターデザイン）。
作品の世界設定はファンタジーTRPGを基にしている。
登場キャラクターは多様なファンタジー種族を含む。
シャーズという独自の種族が存在し、猫耳の外見が特徴。
各種族にはそれぞれ守護神がいる。
主要な舞台はウルフレンド大陸で、異なる王国や地域が設定されている。
各作品はキャラクターが男女同数に設定されている。
シリーズ初作「モンスターメーカー」はカードのイラストが人気を呼ぶ。
続編として複数の作品が登場し、内容が進化している。
内容が異なるトレーディングカードゲーム「リザレクションシリーズ」も展開されている。
日本の妖怪をテーマにした作品もある。
一部の作品は複雑なルールを持ち、従来のカードゲームとは異なる。
コミックや小説などのメディアミックス展開も行われている。
1990年代にコンピュータゲームも登場し、リメイク版も制作された。
「モンスターメーカー学園」シリーズでは学園ものとしての展開も行われた。
プロモーションに関連して声優によるキャラクター設定も行われた。
アニメ化の企画もあったが実現には至らなかった。