コンシューマーゲーム大辞典

メガCDは1991年に日本で発売されたメガドライブの周辺機器。
当時の価格は49，800円で、フルCGやビデオムービーを扱うゲーム向けに設計された。
メガドライブに接続して、CDゲームやオーディオCDをプレイできる。
初期型メガCDは電動トレイ式、後期型は手動トップオープン式。
メガCDとメガCD2はどちらもメガドライブ・メガドライブ2に接続可能だが、メガドライブ3以降には接続できない。
メガCDは高速68000CPUと6メガバッファRAMを搭載。
音源はステレオ8ch、PCM音源を持ち、合計で18音を再生可能。
ワンダーメガは日本ビクターから発売されたメガドライブ/メガCD一体型機。
メガCD2は1993年に発売され、価格は29，800円で手動式に変更。
ワンダーメガM2も1993年に発売され、コストダウンが図られた。
CSD-GM1はアイワから発売されたメガドライブ/メガCD/CDラジカセ一体型機。
エデュケイションギアは英会話教材としてリリースされた。
Sega CDやX’EYEなど、海外にも適応したモデルが存在。
メガCDの日本市場での販売台数は1994年5月時点で約38万台。
日本版と北米版のデザインはほぼ同一だが、ソフト互換性はない。
北米では、SEGA CDがCD-ROMドライブユニットとして売上を伸ばした。
ヨーロッパでもMega-CDとして発売されたが、発売タイミングはメガCD2後だった。
ブラジルでもメガドライブと共にSega CDとして流通していた。
メガCD関連ハードは全体的に高い技術を用いて開発されている。