コンシューマーゲーム大辞典

ファミコンウォーズは任天堂が発売した戦略シミュレーションゲームで、兵器生産や都市占領が目的。
ゲームは初心者向けに簡略化されており、ユニット数は少なく、成長要素は基本的に存在しない。
戦闘の結果を予測しやすく、長期的な戦略を立てられる。
システムはファイアーエムブレムシリーズに流用されている。
異なる国の勢力（レッドスター軍、ブルームーン軍など）が対戦する。
初期の作品は日本国外では発売されなかったが、以降は海外で人気を博す。
多くのユニットが登場し、ユニットの性能は作品ごとに異なる。
ゲームには索敵システムがなく、全てのユニットの配置を確認できる。
プロデューサーは横井軍平で、セーブデータ消失の問題があった。
最初のファミコン版は1988年に発売され、その後も様々なプラットフォームで再発売された。
ゲームボーイウォーズシリーズもファミコンウォーズの流れを引き継いでいる。
北米では2001年にAdvance Warsシリーズが初めて発売された。
近年、リメイク版「Advance Wars 1+2: Re-Boot Camp」が発表され、2023年に発売。
多くのユニットの中には、特殊能力や独自のブレイクシステムを持つショーグンも存在する。
シリーズは分岐し、いくつかの派生作品やスピンオフも登場している。
CMやマーケティングも独自の手法が用いられ、注目を集めた。