コンシューマーゲーム大辞典

バンゲリング帝国三部作は、3つの作品（『バンゲリング ベイ』『ロードランナー』『チョップリフター』）を指す。
バンゲリング帝国は『バンゲリング ベイ』の舞台であり、他の2作品でもその設定が使用されている。
『ロードランナー』では金塊の奪還、『チョップリフター』では捕虜の救出が描かれている。
これらの作品はBroderbund社でオリジナルが制作された。
1984年にアイレムがアーケードに移植した『ロードランナー』には「バンゲリング帝国の逆襲」という副題がついている。
ハドソンから発売されたファミコン版『バンゲリング ベイ』には詳細な設定が攻略本に記載されているが、独自の脚色が含まれている。
バンゲリング帝国はカリブ海近辺に存在し、内部は異空間である。
帝国は「未知の機械化人間」の集団であり、次元波動機を用いる。
ファミコン版『バンゲリング ベイ』の主人公側はアメリカ海軍の精鋭である。
同じくファミコン版『ロードランナー』にはバンゲリング帝国への言及がなく、単に金塊の脱出が目的。
ファミコン版『ボンバーマン』がバンゲリング帝国に関連しているという誤解が生じることがある。
バンゲリング帝国の設定は、作品間での繋がりを持つが、ストーリーは異なる。