コンシューマーゲーム大辞典

『ロジャー・ラビット』は1988年のアメリカのコメディ映画。
舞台は1947年のハリウッドで、アニメキャラクターと人間が共存する設定。
タッチストーン・ピクチャーズとアンブリン・エンターテインメントが制作。
アカデミー賞で視覚効果賞、編集賞、音響効果賞を受賞。
主要登場キャラクターにはディズニー以外のアニメキャラクターも多数出演。
制作総指揮のスピルバーグは、他のキャラクターを登場させたかったが権利取得に失敗。
映画はゲイリー・K・ウルフの小説を映画化したもので、ストーリーが大きく変更された。
声優陣には、エディ役にボブ・ホスキンス、ドゥーム判事役にクリストファー・ロイドが起用。
トゥーン・タウンという架空の街が映画で描かれ、後にディズニーパークに展開。
エディ・バリアントは酒浸りの探偵で、弟をトゥーンに殺された過去を持つ。
ジェシカ・ラビットはロジャーの妻であり、セクシーなキャラクター。
ドゥーム判事はトゥーンを嫌い、トゥーンを溶かす「ディップ」を発明。
映画は続編の可能性が示唆されているが、実現には至っていない。
セクシャルな描写があり、大人向けに制作された一面も。
監督はロバート・ゼメキスで、アニメーションと実写が融合した手法が特徴。
カメオ出演や詳細にわたるキャラクター設定が評価されている。
特定のシーンがカットされるなど、制作の難しさがあった。
フィリックス・ザ・キャットは登場していないが、登場するシーンが確認できる。
映画の登場キャラクターの声優は、製作当時の専属声優が起用された。
日本語吹替版ではキャラクター名の翻訳が行われた。
多くの映画、アトラクション、ビデオゲームでロジャー・ラビットが扱われている。